◆恋愛はめんどう、結婚はコスパ?体温が感じられない若者が増えている? - ひとりごと

◆恋愛はめんどう、結婚はコスパ?体温が感じられない若者が増えている?

行きかう人


先日娘の誕生日で、プレゼントを贈りました。

30代前半。その弟、長男も2歳下の30代前半。

二人とも恋人はいるようだが結婚に踏み切れない。

早く孫の顔が見たいと思っているのですが…。

若者の間では「結婚はコスパ」なんていう言葉も耳にしますね。

周りにはシングルマザーもたくさんいます。

今更ながら結婚とはなんぞや?などと考えてみたりしていたら
心療内科医の海原純子氏のこんなコラムに出くわしました。

結婚以前に恋愛をしない若者が増えているようです。



(毎日新聞1月29日掲載コラムより) 
【新・心のサプリ】
恋愛しない若者たち
大学生の息子をもつ知人の女性から「最近の若者は恋愛をしないんですよ」
という話をきいた。
彼女の息子も特定の女友達や恋人はいないそうで、その理由は
「恋愛はめんどくさいから」ということである。
へえ、恋愛が面倒なのか、と驚いたが、その時はそういう人も
いるのだろうくらいに思っていた。
ところが、どうやらそうではないらしい。
というのは最近留学も決まった優秀な文系の学生と話していたら
「恋人はいないし、面倒だし、勉強していた方がいい」し、彼の仲間も
そんな傾向のある人が多いということだった。
キャリアカウンセラーをしている知人にきくと、
最近は大学のゼミなどでも先生を囲んで飲み会をするような機会は
あまリないし、余計なかかわリは面倒という感覚が強いんですよ、
という話だった。
一方では飲み会での女性に対しての暴行事件などが報道されているから、
一体どうなっているのだろう、という気がした。
それにしても面倒だから恋愛しない、という感覚は理解するのがむずかしい。
面倒だ、などという考えなどどこかへ飛んでしまい「素敵だなあ」
「もっと相手のことを知りたい」と思う感情はないのだろうか。
思い通りにいかなかったり、相手が自分の想像した理想像と違っていたり、
周囲から反対されたりしながらも相手とかかわり、ぷつかり、
傷つきながらお互いの接点をみつけていくというプロセスが恋愛のエネルギー。
自分とは違う環境で育ち、それまで他人として生きてきた2人が違いを認め、
受け入れつつ主張したり譲歩したりしながら関係性を築いていくのは、
たしかに面倒といえぱおそろしく面倒である。
しかし、その面倒さをのりこえていくなかで人間としての成熟があるのだろう。
ただしそのプロセスをうまくのり切れないと、お互いに拒みあうという
悲惨な結末がまっている。
成熟か破綻かというその極端さを想像すると、最初から「恋愛は面倒」
ということで、回避する傾向が生まれるのかもしれない。
生き方は個人の自由な選択だから、恋愛なんか必婁ない、
として生きることもひとつの選択ではあるだろう。
とはいえ、その選択の根底にあるのが、「思い通りにいかないことはしない」
として回避してしまう傾向であるなら間題だ。
というのは、今、現場で診療していると「思い通りにならないこと」から
避けられない状況になった時、強いストレスに陥ってしまう方が多いことに
気づくからである。
思い通りにならないことは、仕事でも家族関係でも必ずおきる。
その時どうやって自分と「思い通りにならないこと」「思い通りにならない相手」
との接点をみつけ折り合いをつけていくかは、恋愛のプロセスとも共通するように思う。
恋愛しない若者たち、優秀だけれど大丈夫かなあ、などと思ってしまう。


人生は初体験の連続ですね。成人式を迎えるのも親になるのも、
こんな時代を生き抜くのも。

「思い通りにならないこと」を乗り越える体験こそが人間力の向上に
繋がるのだと思うのです。

恋愛のひとつや二つをめんどくさがっていては「心の免疫」はできません。

どんなに歳を重ねても初体験は死ぬまで続くのです。

他人とかかわらない、関わりたくない若者。

僕には人間としての体温が感じられない人に映ります。




          
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渡邉 順治
Posted by渡邉 順治

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