サーチュイン遺伝子がもたらす驚くべきプラス効果と逆サーチュイン効果

     18, 2017 15:53
    サル

                                                     (画像はイメージです。記事中の「サルでの実験」とは関係ありません。)



    誰しも一度しかない人生が楽しいものならば1秒でも長く生きたいと思うのではないでしょうか。

    中には楽しくないということで(他の理由もあることでしょうが)自死を選択する人もいます。

    僕にとって有名どころのうちで最もショッキングだったのが三島事件です。

    当時純粋無垢な田舎の若者(読み:バカもの)だった僕は大きく激烈な感銘を受け、すぐに本屋に駆けつけました。

    遺作「豊穣の海」全4巻を買うために。

    その時から、神格化するほどに、三島由紀夫はこの世でもっともカッコいい男という想いが刷り込まれました。

    しかしその後成人してからある師にめぐり会い三島由紀夫に対する僕の想いは完全に覆されました。

    あれはまさに逆サーチュイン効果であったのだと。


    ●生き物が生き続けようとするのは大自然の摂理


    人間以外の生物に自死はありません。(厳密にいうと増え過ぎてなどの理由から集団自殺する生物はごく稀にいるようです。)

    生れた以上生き続けようとするのは自明の理ですね。

    しかし個体の存続は永遠ではありません。

    そこで生殖により親の遺伝子を継承した子をつくります。

    進化の過程で単細胞生物では環境適応能力が低いということで男と女をつくりました。

    出来るだけ親と違う形質をつくるという目的ですね。

    それによって新たな大きな悩みを人間は抱えこみました。

    (この問題は興味津々の分野であり本能が書きたがるのですが今回のテーマではないし長くなるのでここでは書きません。)


    同じ形質のコピーしかつくれない単細胞生物では環境の変化ですぐに死んでしまいます。

    有性生殖により違う遺伝子をブレンドして多様な新しい形質をもつ子孫をつくるのです。


    さて、この大自然の摂理を調べていく中でサーチュイン遺伝子なるものに出会いました。


    ●何年もかけて実証されたサルでの実験


    同じ年齢のサルが別々のケージにいます。人間でいうと80歳相当。

    一方は体毛が薄くところどころハゲていたりしていかにも老サル。

    片や毛はふさふさ顔の色つやも良くて歯も抜けていません。とても年齢相応にはみえません。

    全く同じ環境の飼育室で育てられていますがひとつだけ違うのはエサ。

    エサの質が違う?片方は普通のエサでもう一方は何か特別な栄養素が入っている?

    そう思いました。

    ところが違うのはエサの量だったのです。

    若く見えるほうはその量がたしか30%減、つまり7割相当のエサしか与えられていなかった。

    これはNHKの番組を観た記憶を元に書いているので細かい部分は正確ではないかもしれませんがだいたいそんな割合です。

    何故不足気味のエサの方が若いのでしょう。充分なエサの方が若くいられそうに思えますし長生きしそうに思えます。

    ここにサーチュイン遺伝子なるものが介在しているというのです。

    普段は眠っているのですが飢餓状態に陥るとサーチュイン遺伝子が目を覚まし活性化。

    さまざまな生命維持のための機能が一斉に強化されるのです。

    飢餓状態でもなんとかして、出来るだけ少しでも長く生きるための進化の賜物だそうです。

    飢餓状態までいかなくても、いつもやや空腹気味の状態でいると働きだすそうです。

    逆に、いつもたらふく食べている人は脳がサーチュイン遺伝子の出番ナシと判断するため眠りっぱなしということですね。


    人間もこれを利用して常にやや空腹状態でいるとサーチュイン遺伝子が働くのです。


    ●切羽詰まってからはじめても効果は薄い?


    理想的には若いころから大食いを慎んだ生活を続けるということでしょうか。

    ただ成長期は充分な栄養と量が必要だと思います。

    また、量は減らしても栄養は偏らないような配慮がいるようです。

    しかし80歳ではじめてこのことを知り食事の量を減らしても残念ながらあまり効果は期待できないでしょう。



    楽しい人生を1秒でも長く続けたいならまずは楽しい人生にしなければなりません。

    そしてサーチュイン遺伝子の力を借りましょう。

    楽しい人生にすることもサーチュイン効果を得ることも不断の努力が必要ですね。


    ところで、人生を不機嫌にさせる経済の問題を解決するには稼ぐしかありません。

    稼ぐためには今までの考え方を時代の変化に合わせて変えることが必要かもしれません。

    何事も切羽詰まってからでは遅いのです。


    最後に逆サーチュイン効果についてです。

    人間は頭でっかちになり過ぎて固まると自らの寿命を縮めることを始めるのかもしれませんね。

    頭の中をクリーニングしてこれからの時代を生き抜くソフトをインストールすることを提唱します。





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    Tag:サーチュイン遺伝子 大自然の摂理 飢餓状態 稼ぐ

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