◆思い込みでつくられた架空の壁が「やる前にできない」と思わせる元凶

     02, 2016 19:52
    何かを始めようと思った時に足を引っ張るものは他ならぬ自分の中にある、ということがあります。

    ある結果が何度か続くことで思い込みが形作られやがてそれが常識のように心にへばりついてマインドに悪影響を与えている場合があるのです。

    いつの間にかそのことになかなか自分では気がつかなくなってしまいます。

    何かを始めようと思ってもすぐにパッととりかかれない、何故かやってもいないうちに出来ないと思ってしまう。

    色々と出来ない理由を探して自分を納得させようとする。

    そんな経験は多かれ少なかれ誰でも持っていると思います。

    そもそもやっていないのに出来ないと思うのは道理に合わない気がしますがそこが人間の複雑な心の問題なのでしょう。

    「お金があっタラ」、「時間があレバ」と「タラ、レバ」で出来ない理由を自分の外部に探すものですが「やる前にできない」と思わせる最大の原因は自分の中にあるのです。

    それは思い込みが作り上げた壁です。

    ●架空の壁が自分の動ける範囲を自分で決め付けてしまっている

    自分の可能性に自分で限界の壁を設ける必要は当然ありません。

    しかし限界の壁を知らず知らずのうちに積み上げているのは自分の思い込みなのです。

    それに気づいて壁を取り払えば「やる前にできない」と思うことはなくなるでしょう。

    取り払うといっても、もともとその壁は架空のものですから気づく事で消滅するものです。

    ここで魚の話を例にして説明してみます。

    大きい魚は小魚をエサにしていますが一つの水槽に両方を放ったらどうなるかは簡単に想像できます。

    小魚は食べられて一匹もいなくなるでしょう。

    そこでこの水槽を透明のガラス板で二つに仕切り片方に大魚、片方に小魚を入れます。

    大魚は小魚を食べようと突進しますがガラス板に激突して食べる事はできません。

    ガラス板にぶつかる度にダメージを受けるのですがこれを何度も繰り返しているうちにとうとう諦めてしまいます。

    そこでガラス板をはずします。

    どうでしょう、大魚はエサである小魚を食べようとしません。

    思い込みにより小魚はもう食べられないものとなってしまっているのです。

    これが心の中に思い込みでつくられた架空の壁なのです。

    ●架空の壁を気づかせてくれるもの

    自らが架空の壁に気づいて新たな一歩を踏み出すことは望ましいことですが、自分で気付かなくても気づかせてくれる状況もあります。

    さきほどの魚の話に戻りますが、再び小魚をエサと見做して食べるようになるにはどうするか、です。

    架空の壁は強固に見えますが、ここに架空の壁を持たない別の大魚を一匹入れるだけで良いのです。

    この一匹が当り前に目の前で小魚を食べるのを見ただけで壁は消え再びエサに喰らいつくようになるといいます。

    架空の壁を持つ人ばかりの中にいても、なかなか自分の中にあるこの壁に気づかないもののようです。




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